すきバサミ編 上手な美容師の見つけ方
2016/09/16
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2016/09/16
きれいに毛量調整をされた髪は、パーマを巻いた時、アイロンで巻いた時、ワックス、オイルをつけた時きれいな毛束感が出ます。
作り込んだ手先でつくった毛束ではなく、ワックスをかするような付け方や、揉み込むようなそんな付け方でもきれいな毛束がでます。
同業の美容師さんでも毛量調整を上手にできない人デザイナーが多いです。
理由は様々です。
1、経験不足
2、毛量のすき方の教育不足
3、すきのハサミが違う
1、2、はどうしても、経験を必要とされるため、デザイナーの歴が長ければ途中気づくのかな?と思います。
しかし、、、
3、すきのハサミが違う
に関しては、どのハサミに自分が出会うかで髪の毛束をすごく抜いてしまうもの、全くすけないもの、広がってしまうもの様々です。
ここに3本のハサミがあります。
左と、真ん中は同じメーカーのものです。
この3本、実は見た目は同じでも用途が全然違います。
右: ドライの時に毛量調整をすると過剰にすけない。ウエット時は8割くらいすけるのでとにかく多毛の方やスタイルチェンジでバッサリ切った方にオススメ
中央: 全くすけない。特に繊細な前髪をメインとして、微細な調整の時に使う
左:ウエット、ドライ両方使える。ドライの時は過剰にすけづ、すいた髪の毛が逆立たない優秀なセミング
1、経験
2、毛量のすき方の教育
この2点をご提案しましたが、経験のあるデザイナーなのかは、なかなか見抜くことはできません。
を調べても、1はわかりますが、2、は中々サロンの中で働いているデザイナーが忙しいかを図ることは難しいですね。
感覚は、根本〜毛先まで自然な毛束の細さにしてもらうこと。
習字の筆先のような感覚です。
1、濡れている時の後ろの姿を撮影してみる
毛先が過剰にひょろひょろになっていたらアウトです。
2、乾かしてみる
毛量調整の影響で穴が空いていないか
3、指で毛量調整を確かめる
下から毛先までゆっくり手ぐしを通します。
上から、さらに根本〜毛先までを通します。
先細になるように〜こんなイメージで
指と指の間の髪の毛が、毛先に行くに従い、自然に毛量がすくなることがベストです。
ちなみにこの上記の写真はNGです。
毛量が重いイメージです。
まずは、綺麗な髪型に出会うこと。
綺麗がわかると、綺麗になれる。
まだ出会ったことのないあなたに出会うか出会わないかは、デザイナーさんとの出会いも関係するかもしれませんね。
都内1店舗を経て2014年に独立。表参道に【SECRET~シークレット~】を立ち上げる。その実績が認められメディアでも幅広く活躍。スタイル掲載数は1万スタイル以上を配信。掲載数は日本一を獲得している実力派ヘアデザイナー。ヘアスタイル提案のパイオニアとして定評が高く知られ美容業界でも注目のトップクリエイターとして日々活躍中